NISAと確定拠出年金(DC)を、どう使い分けるのか
- 山木戸啓治
- 1 日前
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更新日:17 時間前
NISAも確定拠出年金(DC)も、資産形成のための制度です。
ライフプランを踏まえ、投資の目的を考える

(出所)政府広報オンライン
① 資金を受け取れる時期が違います。
確定拠出年金には引き出し制限があり、原則60歳まで受け取ることはできません。
NISAにはこのような引き出し制限はなく、いつでも好きな時に受け取ることができます。
② 拠出できる限度額が違います。
2027年1月から確定拠出年金の拠出限度額は、会社員・公務員の場合で月額6.2万円となります。自営業者などの第1号被保険者の場合では、月額7.5万円となります。
NISAは「つみたて投資枠」120万円と「成長投資枠」240万円を合わせて、年間最大360万円まで拠出することができます。
NISAの生涯投資枠は1,800万円で、そのうち成長投資枠として利用できるのは、最大1,200万円までです。
確定拠出年金には、生涯投資枠といった制限はありません。
③ 年齢制限に違いがあります。
確定拠出年金では、2027年1月からは法律上の掛金の拠出が可能な年齢は70歳未満となります。
NISAは18歳以上であれば、制限なくいつまでも利用できます。
④ 運用できる金融商品に違いがあります。
確定拠出年金で運用できる金融商品には、リスク性金融商品と共に、定期預金などの元本保証商品も含まれています。
NISAでは株式および株式投資信託に投資できますが、元本保証商品は投資対象に含まれません。
⑤ 税金の関係に違いがあります。
確定拠出年金では、掛け金の全額が所得控除の対象で、運用益は非課税となります。
60歳以降に、一時金として受け取る部分には退職所得控除が適用されます。年金で受け取る部分には公的年金控除が適用となります。
NISAは運用益は非課税となり、受け取るときも非課税期間は無期限となっています。
NISAには積み立てた掛け金に、所得控除の適用はありません。
⑥ NISAと確定拠出年金の違いを知って両方をうまく活用する。
確定拠出年金は公的年金に上乗せする年金として、あるいは一時金として老後生活の安定のために活用することができます。
NISAは18歳以上であれば、何時でも引き出し自由で制限なく何時までも利用でき、ライフイベントに合わせて柔軟に使うことができます。
NISAと確定拠出年金(DC)の特徴を把握して、2つをうまく組み合わせて活用することが必要です。



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